魚に春と書く位なのだから、旬は春なんですが
実は、今が1番脂が乗ってうまい
お魚ちゃん。
さて、何でしょう?
答えはさわらさんです。
皮は柔らかく、身はほろほろ…
炭火で焼く時には
ちょっと油断しちゃえば
身割れしちゃいます。
それだけ脂が乗ってる証拠
西京焼なんかも美味しいですが、
脂の旨味を存分に堪能できるのは
シンプルイズベスト
やはり、塩焼かしら?
手前に添えてあるのが実は
秘技
白菜の古漬けを
その鰆を捌いた時に出たアラを
焼いてとった出汁に酒粕と西京みそを
入れてコトコト煮たもの❤︎
これ、宮城県北部の郷土料理
「あざら」をCiRCUS的に
アレンジしたもの
でも意外にあざら…
あまりご存知の方は少ないようです。
気仙沼などで作られてるみたいなのですが
気仙沼がご出身のお客様まで、ご存知なかったのにはびっくり
しました。
召し上がった方は皆さま、
鰆が主役なのか?
あざらが主役なのか?
分からなくなるほど美味しい
って仰って頂けて、昨年は
瓶詰めで販売して下さい!って方まで
そしてあざらあってこそ、
またまた旨味の旬を迎え、春を待ちながら
楽しめるお魚を頂ける幸せよ…
口福という言葉がぴったりなお皿❤︎
白菜の古漬けもお魚のアラも
違えば勿体無いと思いながら
捨てちゃいがち…
命を隅から隅まで頂けるこういうレシピこそ、宮城県の宝ですので、是非是非、風化させたくなくて、今年もせっせと、せっせと、おすすめしたくなるベストコンビ